「一面の色鮮やかなお花畑が見たい!」
そんな期待に胸を膨らませて、愛犬と一緒に初夏の北海道、美瑛・富良野へと車を走らせました。頭の中では、虹色のカーペットのような景色をバックに笑顔で記念撮影……なんて完璧なシチュエーションを描いていたのですが、現実はそう甘くありませんでした(笑)。
咲いていないお花を求めて右往左往。そんな「お花難民」になった私たちが辿り着いた、美瑛の本当の魅力とは?
予定通りにいかないからこそ面白かった、今回の美瑛・富良野ドライブ。写真とともに振り返ります!
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美瑛・富良野
「一面の色鮮やかなお花畑が見たい!」
そんな期待に胸を膨らませて、初夏の風が吹く北海道、美瑛・富良野へと車を走らせました。
頭の中では、虹色のカーペットのような景色をバックに、愛犬と一緒に記念撮影……なんて完璧なシチュエーションを描いていたのですが、現実はそう甘くありませんでした(笑)。
意気揚々と有名な丘を巡ってみたものの、ほとんど咲いていない状態だったのです……!
「あっちなら咲いているかも?」「いや、こっちの丘はどうだ?」
あきらめきれずに、あっちこっちをウロウロ。
気づけばかなりの距離をドライブしていましたが、結局、お花畑のリベンジは次回に持ち越しとなりました。

そんな「お花難民」になった私たちが最後に辿り着いたのが、白金にある「青い池」です。
お花畑のカラフルな世界とは対照的に、そこには静寂の中に溶け込むような、不思議な青の世界が広がっていました。
立ち枯れたカラマツが水面に映り込む姿は、何度見ても幻想的。
お花畑が見られなかった残念な気持ちも、この吸い込まれそうなミルキーブルーを眺めているうちに、すーっと消えていくようでした。

今や世界中から観光客が訪れるこの池ですが、実はもともと「工事のために作られた人工池」だということをご存知でしょうか?
1988年の十勝岳噴火を受けて、火山泥流から街を守るための堤防工事が行われた際、美瑛川の水が偶然ここに溜まって生まれたのが、この池の始まりなのだそうです。
「自然が作った絶景」ではなく、「人の営みと偶然が重なって生まれた景色」だと思うと、また少し見え方が変わってきますよね。

青い池を堪能したあと、すぐ近くにある「白金温泉(しろがねおんせん)」エリアへ移動してきました。
ここには美瑛川に架かる大きな橋があるのですが、多くの観光客が集まる人気のスポットなんです。
橋にやってきました。
ここからみんなが見ているのは……

美瑛川の絶景「白ひげの滝」です!
この橋は「ブルーリバー橋」と呼ばれていて、地上から約30メートルもの高さがあります。
そこから覗き込むと、岩の間から勢いよく水が噴き出しているのが見えます。
その名の通り、白い筋となって流れ落ちる様子は、まるで白い髭(ひげ)のよう!
実はこの滝、川が流れて落ちる一般的な滝とは違って、岩の隙間から地下水が直接湧き出している「潜流爆(せんりゅうばく)」という日本でも珍しいタイプの滝なのだそうです。
そして何より驚くのが、滝が流れ落ちる先にある川の色!
見てください、この鮮やかなコバルトブルー。
先ほど見た「青い池」と同じ、神秘的な色を湛えています。
「青い池」はこの川の下流に堰(せき)を作ったことで偶然生まれたもの。
つまり、ここが「青」の源流なんですね。
高いところが少し苦手な私ですが(笑)、この吸い込まれそうな青さと、ゴォーッという豪快な水の音に包まれていると、不思議と心が洗われるような清々しい気分になれました。

青い池や滝の「青」に癒やされたあとは、少し刺激を求めて「ジェットコースターの路」へと向かいました。
ジェットコースターコースターの路。
どうしてそう呼ばれるのか……その理由は、この景色を見れば一目瞭然です!
目の前に現れたのは、見渡す限りどこまでも真っ直ぐに続く道。
しかし、ただの直線道路ではありません。まるでジェットコースターの軌道のように、激しいアップダウンが延々と繰り返されているんです。
ゆっくり景色を楽しみたくなりますが、ここは現役の生活道路。
他の方の迷惑にならないよう、マナーを守りながら、このダイナミックな「波打つ道」を駆け抜けてきました。

新栄の丘に向かいます。
すると、そこには可愛らしい水仙があちこちに咲いていて、とっても綺麗!
大規模なお花畑はまだ準備中でしたが、緑の芝生にポツポツと顔を出す鮮やかな黄色の水仙たちが、「ようこそ」と迎えてくれているようで、なんだかほっこりした気持ちになりました。

新栄(しんえい)の丘に着いた時は、ちょうど空が柔らかな色に染まり始めた夕暮れ時。
ここは「夕陽の聖地」としても有名ですが、沈みゆく太陽に照らされた丘の曲線は、言葉を失うほどの美しさです。遠くに見える山並みと、影を落とし始めた木々。
お花畑を求めて一日中ウロウロしてしまいましたが、この静かで贅沢な景色を眺めていると、「この時間、この場所に辿り着くための回り道だったのかもね」なんて、不思議と納得してしまいました。

新栄の丘でひときわ目を引くのが、牧草ロールで作られたこの巨大な人形。
その名も、「ロール君」です!
北海道の農風景ではお馴染みの牧草ロールですが、こうして顔がつくと一気に愛着が湧いてきますよね。夕陽をバックに佇む姿は、なんだかこの広い丘を守っている「番人」のよう。
実はこれ、美瑛の丘のあちこちで見かけることができるのですが、場所によって表情が少しずつ違うのも面白いポイント。新栄の丘のロール君は、どこか優しく、のんびりとした表情でこちらを見つめていました。

新栄の丘から遠くを眺めると、規則正しく並ぶ木立のシルエットが見えました。
「あれはきっと、マイルドセブンの丘……!」
美瑛には「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」など有名なスポットがたくさんありますが、ここから見える防風林の連なりもまた、美瑛を象徴するアイコニックな風景の一つです。
(ここに夕暮れに染まる丘の写真を挿入)
直接その場所へ行くのも素敵ですが、こうして別の丘から「あの木は何かな?」と探してみるのも、パッチワークの路を旅する醍醐味。
刻一刻と変わる空の色を背景に、丘の稜線に佇む木々の姿は、まるで一幅の絵画のよう。
お花畑がなくても、この「地形の美しさ」だけでお腹いっぱいになれる……そんな贅沢な時間が流れていました。

「翌朝、朝霧に煙る幻想的な絶景が見たい!」と十勝岳望岳台を目指しました。とりあえず防災シェルターの駐車場で朝を待ちます。
昨日の穏やかな丘の風景とは一変、ここは標高約930メートル。
火山活動が続く十勝岳の荒々しい山肌と絶景を感じられる場所なのですが……。

夜が明けて、目の前に広がっていたのは期待通りの「霧」。
……いえ、期待を遥かに超える「濃霧」でした(笑)。
あまりに霧が凄すぎて、どこに展望台があるのか、数メートル先すら判別できないほど。
少し霧がマシになったので、防災シェルターの展望スペースにやってきました。
岩肌も、絶景も全く見えません。
さらに、せっかくここまで来たので少し歩いて展望台をさがしてみようと思いましたが、足元にはまだ深い雪がどっしりと残っていました。
この視界の悪さと雪の深さでは、これ以上進むのは危険だと判断。
「今回はここまで。無理は禁物!」
と、自分に言い聞かせて下山することにしました。

山を降りる途中、青い池の近くの道の駅「びえい「白金ビルケ」」に立ち寄りました。
ネットで調べると「ここのハンバーガーがとにかくおいしい!」と評判でした。
その名も、「BETWEEN THE BREAD(ビトウィーン ザ ブレッド)」。
森の中に佇むウッド調の建物がとってもお洒落で、入る前から期待が高まります!

ハンバーガー屋さんの店内から外を眺めても、景色がめっちゃ素敵!
大きな窓から見える新緑が、最高のスパイスになりますね。

店内も超おしゃれ💓

メニューを見ると、どれも美味しそうで迷ってしまいます。
「ちょっとお高めかな?」と一瞬思いましたが、運ばれてきた実物を見て納得。
このボリュームとクオリティなら、むしろお得かもしれません!

今回は、迷った末に「アボカドバーガー」にしました。
これがもう、大正解!
おいしいパンに、シャキシャキのレタス、フレッシュなトマト、甘みの強い玉ねぎ……。そこに濃厚なアボカドととろけるチーズが重なって、すべてが絶妙なおいしさ。
一口食べるごとに「美味しい……」とため息が漏れてしまうほどで、旅の疲れも一気に吹き飛ぶ、感激の朝食になりました。
お目当てのお花畑には少し早かったけれど、そのおかげで「青い池」の静寂や、霧に包まれた十勝岳の厳しさ、そして忘れられないほど美味しいハンバーガーに出会うことができました。
美瑛・富良野の魅力は、お花だけじゃない。
どこまでも続く丘のラインや、偶然が重なって生まれた神秘的なブルー、そして自然の中で味わう食事。そんな「北海道のありのままの姿」を全身で感じられた、大満足の旅になりました。
もちろん、一面のお花畑のリベンジも諦めていませんよ!(笑)
次は丘が一番鮮やかに染まる季節に、また愛犬と一緒に戻ってきたいと思います。
#美瑛 #富良野 #ペット連れ旅行 #絶景スポット
#青い池 #白ひげの滝 #ジェットコースターの路 #新栄の丘 #十勝岳望岳台 #パッチワークの路
訪れる前に知っておきたいガイド

| 見頃 | お花畑の見頃:6月〜8月 |
|---|---|
| 住所 | 北海道上川郡美瑛町、北海道空知郡中富良野町 |
| 駐車場 | あり() |
| 注意事項など |
青い池の駐車場 |
車中泊情報
十勝岳望岳台防災シェルター

| 夜間トイレ / Wi-Fi | 🚻夜間トイレ:◎/ 📶Wi-Fi:ー |
|---|---|
| 温泉・シャワー | ♨️温泉:ー/ 🚿シャワー:ー |
| 買い物・夜間食事 | 🏪コンビニ・スーパー:ー / 夜間食事処:ー |
| その他(ドッグラン等) | 🐕ドッグラン: ー / 展望所:〇/ 朝市:ー |
| 注意点・備考 | ・車で約5分ほど下った場所に白金温泉街あり |
道の駅「びえい「白金ビルケ」」

| 夜間トイレ / Wi-Fi | 🚻夜間トイレ:〇/ 📶Wi-Fi:〇 |
|---|---|
| 温泉・シャワー | ♨️温泉:ー/ 🚿シャワー:〇 |
| 買い物・夜間食事 | 🏪コンビニ・スーパー:ー / 夜間食事処:ー |
| その他(ドッグラン等) | 🐕ドッグラン: 〇/ 展望所:ー / 朝市:ー |
| 注意点・備考 | ・道の駅の売店(BETWEEN THE BREAD)の営業時間内に受付をすることで、コインシャワーが利用可能 ・車で約5分(約5km)の場所に白金温泉があり。 ・有料のキャンピングカーサイト(5区画)があり。 |
日帰り温泉♨️
道の駅「白金ビルケ」で隣に停まっていたキャンピングカーの方から、素敵な情報を教えていただきました。なんでも、すぐ近くに宮沢りえさんも入ったという伝説の絶景露天風呂があるのだとか! (吹上温泉の「吹上露天の湯」(ドラマ『北の国から』で宮沢りえさんが入浴したことで有名))
ぜひ行ってみたいと思ったのですが、調べてみるとそこは男女混浴。水着着用で入浴可能とのことでしたが、今回は少し勇気が足りず(笑)、断念することに。次回、心の準備ができたらリベンジしてみたいと思います。
愛犬・ペット お散歩情報
近隣の宿泊施設
📷使用したカメラは
SONY 2× テレコンバーター SEL20TC
📷春の絶景【絶景カレンダー】
📷季節ごとの絶景【絶景カレンダー】
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